『最近の侵入窃盗犯罪の実情と対策』
警察庁の公表データをもとに、最近の侵入窃盗犯罪を分析します。
グラフは警察庁発表の公表データによる

Q:

侵入窃盗犯罪の件数は減って来ているようですね?

A: 平成16年から21年までの認知件数をみると、年々徐々に減ってきています。また、検挙率も回復してきていますが、侵入犯が検挙されても、盗まれたものが戻ってくる可能性は高くありません。また、一度泥棒に入られると、「また入られたらどうしよう」という心理的な影響の方が大きな問題です。
先ず、「入られないこと」を考えるべきです。警察や自治体は「セルフ・ディフェンス」(自分の身は自分で守る)の必要性を訴えています。


Q: 発生場所は住宅が多いですね。一戸建が狙われやすいのでしょうか?
A: 発生件数全体のうちの57%を住宅が占めています。ここでいう住宅とは一戸建と共同住宅を合わせたもので、共同住宅は3 階建以下と4階建以上とに分類しています。
一戸建は、発生件数全体のうち35%であり、住宅の中に占める割合は約67%にもなっおり、一戸建が多く狙われています。
集合住宅では一戸建に比べると侵入される可能性は少なくはなっていますが、一階、二階及び最上階にお住まいの方は防犯を意識されることをお勧めします。


Q: どこから侵入してくるのでしょうか?
A: 侵入経路は一戸建と3階建以下の共同住宅では圧倒的に窓が多く、次に表出入口となっています。4階建以上の共同住宅では表出入口からの侵入が一番多くなっています。
低層階の窓がもっとも狙われやすいといえます。


Q: 侵入してくる場所は窓と表出入口が多いことはわかりましたが、どんな手段で侵入してくるのでしょうか?
A: 無施錠の場合がかなり多いことにご注意ください。無施錠を除くと殆んどがガラス破りです。また、4階建以上の共同住宅では、施錠開けが多く、ガラス破りとほぼ同数です。



Q: 全体として侵入窃盗犯罪の分析結果をまとめてくれませんか?
A: 個々の分析はそれぞれのグラフの下のQ&Aで述べたとおりですが、グラフ全体を通しては次のようなことがいえます。
@ 窃盗犯罪件数はだんだんと減りつつあるが、まだまだ多く発生し、検挙率は約1/2にすぎない。
A 犯罪の多くは住宅で発生し、一戸建や3階建以下の共同住宅の場合、窓ガラスを破って侵入するケースが多い。無施錠もかなりの割合を占める。
B 4階建以上の共同住宅では施錠開けがガラス破りと同数。

Q: 全体としてどんな対策が考えられますか?
A: まず、「セルフ・ディフェンス」を意識して下さい。
「自分の身は自分で守る!」という信念が必要であると随所で言われています。
分析した中でも「無施錠」の出入口からの侵入がかなり多いわけですから、まず「施錠」をお忘れなく。
対策ですが、侵入窃盗で一番件数が多いのは、窓ガラスを破っての侵入なので、その対策をまず考えるべきでしょう。なお、4階建以上の共同住宅では表出入口の施錠開けも発生件数が多いので、その対策も必要です。

Q: 運用が簡単でランニングコストが少額なものが欲しいのですが・・事件発生時に警備員が駆けつけるような防犯システムは、設備施工時の費用とランニングコストが高額と聞いています。
A: もちろん高額な防犯システムにはそれなりのメリットがあるでしょうが、動作をご自分でよく理解できている上で、かつ、誤動作の少ない機器が好ましいと思います。
  そこで、窓ガラスを破っての侵入対策にお勧めするのが、ガラスの割れたことを検知してアラームが鳴るものです。また、この装置が付いていることを示すステッカーも犯罪の抑止に役立ちます。
  弊社のホームページで紹介している製品のうち、
「ガラス・アラーム」がその機能を持っています。ガラス面に貼り付けてセットしておけば、ガラスが割れると大音量のアラームが鳴るというものです。風や振動による誤動作がなく、電池の寿命を知らせるサインが出るまで(GA-20では約5年)は、保守は一切不要です。
ドアなどの出入口の鍵を特殊な工具を用いて開けてしまうピッキング、ドアに穴を開けて開錠を行うサムターン回しなど、ドアに対して異常な衝撃が加わった場合にアラームが鳴らす
「ピッキングアラーム」も防犯に効果があります。


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